雑感

子ども達の成長の差が個性です

こんにちは。

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明善高校 久留米高校 公立上位高校受験専門塾 久留米まなび舎の塾長です。

当塾は自由度の高い個別指導スタイルの学習塾です。

 

子ども達の成長の差が個性です

例えば、運動能力は発達しているが、言語能力が発達していないといって心配してしまうことがありますが、そんなに心配することはありません。

 

ただ成長が遅れているだけで、言語能力が劣っているわけではありません。

 

遅れているところに着目して、遅れているところを取り戻そうと努力をすると、たしかに人に追いついてきます。

 

しかし、人より成長が速いところも、同時にもっと伸ばすことを考えていないと、平均的な能力を持つことになるだけで、個人差が消え、長所が消えることになります。

 

実はこの個人差が個性なのです。

 

人より優れているものが有ることが良い意味での個性であって、この人より優れているものを維持し、もっともっと伸ばしていこうと考えるほうが、短所を補っていくことを考えるよりも大切であったりもします。

 

小学四年生くらいになると、成長の差は気にならなくなります。

 

これは、学校という同一の生育環境の中で、子ども達が暮らし始めたからと言うこともできますが、今までの学校教育が短所に着目して短所を補う教育を心がけてきているということも大きな要因です。

 

しかし、これからの教育に求められているのは、同じような能力を持った子ども達を作りだすことではなく、個性的で自ら学ぶ意欲を持った子ども達を育て上げることです。

 

そのためには短所に着目するのではなく、子ども達の長所に着目し、長所を伸ばす教育をする必要があります。

 

短所に着目する教育は、もともと嫌いなことを学ばせるのですから、子ども達は勉強嫌いになってしまいます。

 

しかし、長所を伸ばす教育は、子どもの好きなことを学ばせるのですから、ますます学ぶことが好きになっていきます。

 

もちろん、短所について何もやらなくて良いと言うわけではなく、最低限のことはやっておく必要があります。

 

 

好きなことをどんどんやらせると、子ども達は生き生きしてきます。

 

活発で、明るく、前向きになって、苦手なことでもある程度は進んでやるようになるのです。

 

逆に、嫌いなことを無理にやらせると、元気が無くなり、暗くなって何もやる気がしなくなってしまいます。

 

子どもの教育は、子供が元気で明るく活発になるよう、常に心がけることが大切なのだとわかります。