こんにちは。
久留米市の西鉄久留米駅から徒歩1分、
明善高校 久留米高校 公立上位高校受験専門塾 久留米まなび舎の塾長です。
当塾は自由度の高い個別指導スタイルの学習塾です。
わかる状態・わからない状態
私達は新しい内容を学ぶときに「わかった」とか「わからない」という感覚を持ちます。
「わかった」とか「わからない」と感じたとき、私達の頭の中で何が起こっているのでしょうか。
知識のネットワーク
私達の記憶は、頭の中でランダムに蓄積されているのではなく、知識のネットワークという形で蓄積されています。
この知識のネットワークに、新しく入ってきた知識がうまくつながり、ネットワークの中に取り込まれた時、私達は「わかった」と感じるのです。
知識のネットワークの中に、新しい知識を関連付けるための知識が欠落していると、新しい知識は知識のネットワークと関連付けることができず、単独の知識として宙に浮いてしまいます。
このような時に、私達は「わからないと」感じるのです。そしてこのような知識はすぐに忘れ去られてしまいます。
例えば、中学1年で習う「正負の数」が理解されていないと、その後に習う「文字と式」や「方程式」を理解できません。
これは、頭の良し悪しには関係しません。どんなに頭が良くても理解できないのです。